必要書類提出方法はこれがいい！楽天銀行カードローンのアプリが便利

今は昔と違って、店舗のないインターネットを利用した銀行が増えてきました。ネットバンクと言われるじぶん銀行や住信SBIネット銀行、セブン銀行などがそれに当たります。

その中で楽天銀行もまた、ネットバンクの一つとして知られています。

どちらかと言えばネットショッピングの楽天市場の方が知名度はあるのですが、それに伴うサービスとネットでの使い勝手の良さで人気のある銀行でもあります。

アプリの便利さが売りの一つになる楽天銀行ですが、カードローンではどのような使い方ができるのでしょうか。調べてみたいと思います。

楽天銀行はインターネットでの利用を中心とした銀行

楽天銀行は、2000年に設立された日本電子決済企画株式会社が元になっており、次の年にはイーバンク銀行という名称で銀行業を開業しました。日本で二番目にできたネットバンクになります。

2008年に楽天株式会社と業務提携後、2009年には楽天株式会社が親会社になり、2010年には楽天銀行と商号変更を経て、現在に至ります。それに伴い業務も拡大していくのですが、基本的な部分のネット取引中心であるのは変わりません。

その為、高齢者を中心にインターネットを利用しない人には難しいものの、若い人を中心に多くの人が利用するようになりました。ちなみに楽天銀行のアプリは、現在200万ダウンロードも行われています。

ネットだからこそできる24時間対応にローンも扱っている！

楽天銀行は基本的に支店を持たない銀行なので、あらゆる手続きがインターネットを経由して行われると考えてよい銀行です。

特に忙しくて支店にいけない人には重宝する銀行と言えます。

ただし、問い合わせでオペレーター対応の利用など、24時間対応していないものもあります。

24時間対応していないもの

• カスタマーセンター（オペレーター対応）
• 海外送金サービス
• システムメンテナンスの時間帯（ネット全般）

ただしオペレーター対応でも、カード紛失や盗難など緊急を要するものは24時間対応できるようになっています。

カードローンの申し込みではアプリで本人確認書類の提出ができる！

ネットバンクということで、口座開設をはじめ、あらゆる手続きがパソコンやスマートフォンなどの媒体を使っての手続きになります。

その中でカードローンの商品内容がどうなっているのか、理解していない人もいるかもしれません。

楽天銀行スーパーローン商品について

　
スーパーローンの特徴として大きく目につくのは、まず金利の低さがあります。そもそも銀行の方が消費者金融よりも金利が低いことが多いのですが、1.9％というのは銀行の中でもかなり低い数字と言えます。同時に、800万円の限度額もかなり高額です。

ただ、カードローンとして800万円の高額融資という点については、まずいきなり800万円まで借りられるのかと言えば100％ないとは言い切れませんが、最初から借りるのは実際にはかなり難しい額になります。

当然、金利もそれに伴い、最初は大抵14.5％になると考えておいた方がいいでしょう。ある程度実績を積んで限度額を上げ金利が下がってくるのが、楽天銀行だけでなくカードローン利用の一般的な動きになります。

本人確認書類は当然必要！収入証明書提出は限度額300万円が目安

当然、書類の提出もネット経由で行うことができます。

アプリがあるため、アプリ利用での提出になるのですが、必要書類そのものは、他の銀行と大差ないようです。

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楽天銀行カードローン申込の必要書類は保険証可？収入証明書は必要？

スーパーローン申込必要書類

• 楽天銀行スーパーローン申込書兼保証依頼書
  （インターネット申込の場合は不要）
• 本人確認書類
• 収入証明書

その中の本人確認書類ですが、これらのどれかが必要です。（コピー）

• 運転免許証
  （裏面の変更情報の記載がある場合は裏面も必要）
• 健康保険証
• パスポート
• 住民基本台帳（顔写真付）
• 個人番号カード（顔写真付）
  ※個人番号がついている裏面は不要

収入証明書類については、基本的に利用限度額300万円以下の場合は、収入証明書の提出は必要ないとなっています。とはいえ、個々では、300万円以下でも収入証明書の提出を求められることもあります。書類としてはこれらが必要になります。

• 勤めている方…源泉徴収票・課税証明書・給与明細書などの写し
• 自営の方…課税証明書、確定申告書などの写し

300万円という金額での目安はあるものの、その人の審査の状況によるので、どういう条件だと・・・ということはわからないのですが、可能性としてはあることは頭に入れて置いた方がいいでしょう。

また、個人事業主や法人代表者の場合においても、300万円以下でも収入証明書が必要になります。こちらは、必須と考えておきましょう。

運転免許証は上手く撮らないといけない？手順と書類提出の注意点は

肝心のアプリを使った場合の書類提出についてになります。本人確認書類は必須なので忘れないようにしましょう。当たり前ですが、申し込みは行っている前提です。

アプリを使って本人確認書類提出する手順

カードローンに限ったことではないのですが、本人確認書類でまず挙げられるのが運転免許証です。

もちろんこれは誰でも持っている訳ではありませんが、身分証明証としては一番確実で手っ取り早いので、持っている人はこれを使うのが間違いないです。

画面に従い、本人確認書類の種類を選択する画面もあるはずなので、間違えないようにしましょう。

なお、アプリで本人確認書類を提出する際に必要なものとして、仮審査した際にメールで通知したローン受付番号、自身の生年月日の入力も必要ですので、受付番号も手元に控えておくと作業が楽です。

「メールで番号が来ているから大丈夫」だと言えばそうなのですが、メモを取ると確認しやすいです。もし、ローン受付番号を失念した場合、楽天銀行カードセンターに連絡する必要があります。

一番注意しなくてはいけないことは、カメラ機能を使って書類の撮影をする時です。

縦横の向きの問題もあるのですが（これは絶対ではないので間違えても大丈夫です。）、何より画面がブレたりして、書類の文字が読めなくなってしまったら書類不備になってしまいます。

運転免許証にしても保険証にしても、元のサイズやカメラの写し方を考えるときちんと文字が読めるように撮影に気をつける必要があります。また、カメラと書類の距離を間違えて大切な部分が切れてしまうこともあり得ます。

書類撮影の注意点

• 画面に対して書類のサイズが小さすぎるなど、見えなくなっていないか
• ぼやけていないかどうか
• フレームからはみ出て大事な部分が確認できなくなっていなか　など

書類不備になり時間が掛ったら、再提出になりかねません。そうなると時間の無駄です。必ず自分でも撮影画面を確認してから送付しましょう。

なお、アプリで書類提出することができる手続きはカードローンの申し込みだけではありません。

• 口座開設
• 登録情報変更申込

これらも同様に書類提出の必要があるのですが、やはりアプリを使って提出できるので、覚えておくと作業が楽かと思います。

他にもある！くじや送金などアプリでできることはたくさん

楽天銀行はそもそもがネットバンクなので、前述のようにインターネットを使った手続きが基本となります。ということは、他の手続きもインターネットを使っているのですが、それに付随して書類提出以外にもアプリを使った手続きが多くあります。

アプリでできること（カードローン以外）

• 入出金明細照会
• 送金（Viber・Facebook）
• 振り込み
• くじ
• 外貨普通預金・外貨定期預金
• 円定期預金
• 新・楽天銀行FX
• 資産管理マネーサポート
• 楽天エクステ預金
• 海外送金・外貨送金の受取
• ＡＴＭ検索

入出金ができるのは他の銀行でも多くありますが、Facebookを使って送金もできるなど、他ではまだまだ取り組めないこともやっています。

もちろんFXや資産管理、海外送金など、「私には関係ないわ」と言うものもあるかもしれません。が、ここまで多業務に渡ってできるのも珍しいのではないでしょうか。

楽天銀行のアプリは個人向けになっており、個人ビジネス口座、法人ビジネス口座では利用できないとなっています。

アプリがなくてもスマートフォンWebサイトからログインして、全部ではないにしても上記のような活用をすることはできます。

使えるのはスマートフォンやパソコンだけでない！携帯も利用可能

カードローンの手続きを中心に触れたのですが、肝心の自身の端末が使えるかどうかが一番の問題とも言えるかもしれません。

今はスマートフォンが主流になってきているために、今まで携帯と言っていたスマートフォン以前の携帯（フィーチャーフォン）が使えないところが増えてきました。

しかし、楽天銀行ではまだまだ以前の携帯（フィーチャーフォン）でも充分利用することができます。

そもそもスマートフォンでもiPhoneやAndroidで若干違いはあるのはわかると思いますが、携帯の場合もダウンロードの手順等、当然ある程度の対応の違いはあります。

そして機種の違いにより対応の差はあります。スマートフォンや携帯そのものの説明の場ではないので端末に関する説明は省きますが、楽天銀行のホームページに対応機種の一覧はあるので、自身のスマートフォンや携帯の、iOSや機種の確認は必ずしましょう。

なお、スマートフォンの買い替えなど、機種変更した場合に忘れがちなのが、再インストールしなければいけないことです。アプリの確認をし、必要に応じて再インストールや設定を行いましょう。

アプリとはどういうもの？あれば便利だが利用しなくても構わない

ただインターネットは多少使うが、あらゆる手続きを使いこなせない人もいるかもしれません。「ここまで使いこなせないわ。」という人も当然いるでしょう。

申し込みだって、言われるままで実際に自分が何をやっているのか、わからない方もいることでしょう。

しかし、無理にアプリを使う必要もないのです。そもそも持っているスマートフォンや携帯が、アプリの対応機種に該当しない人もいるかもしれません。

アプリを使わない場合でも大丈夫！郵送でのやりとりになる

ネットバンクだからと言って、必ずアプリを使わなければいけない訳ではありません。先に言ったように機種によりアプリ対応の可否も変わってきます。

では、アプリを使わない場合の本人確認書類の提出はどうすればいいのか。

それは、郵送でのやりとりになります。

申し込みの際、本人確認書類の提出で、「郵送を利用する」方法を選択すればいいのです。

その後、アプリ同様、手続きが続くことになります。提出書類の種類については、運転免許証等、上記に記載した通りです。

なお、コピーの場合でも、アプリと同じく文字が小さくて見えなかったら意味がありません。原寸大以上のサイズにコピーするよう注意が必要です。

家族にもばれにくい？楽天銀行だからこそ利用するのをオススメできる

どうしてもネットバンクということで、二の足を踏んでしまう人もいるかもしれません。しかし逆を言えば、スマートフォンや携帯でのやりとりが中心なので、家族に内緒にしたい場合などには使いやすいと言えると思います。

アプリではなく郵送の場合は家族にわかってしまう可能性もあるのですが、（嘘は本来良くないのですが）銀行なのでカードローンと言うのではなく話を濁すなどの対応はしやすいのではないでしょうか。

特にスマートフォンや携帯の扱いが苦手な人は、この機会に使い方を覚えるのもいい切欠になるのではないでしょうか。チャレンジしてみる価値はあると思います。