楽天銀行カードローン審査時間や在籍確認は?申し込み前に
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ココに注意!楽天銀行のカードローン、延滞すると思わぬリスクが・・

楽天は大変知名度のある企業ですが、金融業として、「楽天銀行」という会社も経営しています。楽天銀行は有人の支店を持たない、所謂ネットバンクと言われる銀行です。通常の銀行とは違い、通帳や印鑑登録もありませんが、ネット上には口座が存在し、預金や投資信託、住宅ローンやカードローンなども扱っています。特にカードローンは、コンビニのATMで借入・返済ができることもあって、大変便利で利用者も多いようです。

しかし、その一方で返済に延滞があった場合、リスクは決して小さいものではありません。楽天銀行のカードローンについて申し込みから返済、そして、延滞があった場合の返済リスクまでをご案内しましょう。

意外に門戸が狭い!?楽天銀行カードローンの申し込み資格とは?

通常、カードローンの申し込みには一定の条件があり、その条件を満たした人でなければ申し込めませんが、楽天銀行ではその条件が少し他社と違うところがあります。意外に知られていないその条件をお教えしましょう。

申し込みはお早目に!こればかりはどうすることもできない年齢

一般にカードローンを申し込める年齢には制限があります。その多くが20歳から65歳若しくは69歳までです。もちろん70歳以上であっても申し込むことはできますが、金融機関も返済能力を考えて年齢制限をしているので、選べる金融機関もかなり限られてきます。消費者金融では年金受給だけではお金を貸してくれるところはほとんどないようですが、地方銀行では大丈夫。

でも楽天銀行は、まだ年金の受給もされていない62歳以下の人が対象です。

これは、他にはない、ちょっと厳しい条件と言えるでしょう。

一定の収入があれば借入OK!楽天銀行は専業主婦でも特別枠でOK?

通常、カードローンを申し込む場合、一定の収入がある人が対象です。そしてそれは、楽天銀行も例外ではありません。しかし、家庭の財布を預かっているのは主婦という家も少なくないはず。もし急な出費でお金が足りないなんていう時、コンビニのATMが利用できるネットバンクのカードローンは大変便利です。

でも、その利用対象者が収入のある人だけとなると専業主婦は利用できないことになってしまいます。特に家族に知られずにお金を借りたいと思えば、収入のある配偶者の名前で借りる訳にもいかないでしょう。

しかし、楽天銀行のカードローンは専業主婦を対象に、特別枠で申し込みができるのです。利用限度額が最高50万円までで、固定金利ですが、配偶者の収入証明書も必要ありません。楽天銀行は専業主婦にも優しいカードローンなのです。

口座がなくても利用できる?銀行なのに口座開設なしで便利な楽天銀行

楽天銀行のカードローンは、指定した口座に希望額が振り込まれる方法と直接提携のCDやATMから出金する方法の2通りで借入を行うことができます。そして、口座への振込みの場合、その口座が楽天銀行の口座である必要はありません。つまり、他の銀行口座であっても構わないということです。

ただ、楽天銀行の口座であれば、24時間即時に希望した金額が振り込まれます。また、楽天銀行は提携しているCDやATMも多いので、それらを利用することはとても便利ですが、一部で手数料がかかる場合があるので、利用には注意が必要です。

審査は慎重に!楽天銀行カードローンは即日融資は難しい?

消費者金融の広告では即日融資の言葉をよく見かけます。インターネットの普及で24時間申し込みが可能になり、即日融資に対応できる金融機関も増えています。楽天銀行もインターネットを利用した銀行なので、申し込みはインターネットからできるのですが、その後の審査段階が少し違うようです。審査から借入までをご案内しましょう。

新規申込みはネットのみ!簡単申込みから始まる借入までの長い道とは

楽天銀行カードローンの申し込みは、基本的にインターネットからです。画面上の申込書に必要事項を入力し送信すると、審査が始まります。申し込みのタイミングによるようですが、早ければ当日に審査結果がメールで伝えられます。

そして、それから在籍確認のため、職場への電話へと段階が進むのですが、休日であれば電話が職場につながらないこともあり、ここで数日を要する場合が考えられます。なお、専業主婦の場合は勤め先がないので、当然在籍確認の電話はありません。そして在籍確認の後、本人への電話確認が行われます。しかし、これで借入というわけではありません。借入までには、まだまだ道のりは長いのです。

必要書類は何?利用限度額によっては簡単提出の楽天銀行

本人への電話確認が終わったら、次は書類の提出です。本人確認ができる書類と収入証明書が必要です。本人確認ができる書類はカードローンに関わらず、銀行で口座を開設する場合も必ず要求されます。ただこの本人確認ができる書類は、運転免許証や保険証・パスポートなど、本人が管理しているものなので、比較的用意しやすい書類です。

そして、収入証明書は会社員の場合は、源泉徴収票や給与支払証明書です。これも毎年、または毎月発行されるものなので準備しやすいでしょう。しかし、自営業の人は課税申告書や確定申告書になります。これらは、すぐには準備できないので、早めに借入をしたいなら、あらかじめ準備しておく必要があります。

なお、楽天銀行の場合は、自営業の人以外で利用限度額が300万円以下であれば収入証明書は必要ありません。つまり本人確認の書類だけでいいので、比較的簡単に準備できます。

そして、提出方法も郵送以外に専用アプリで送信する方法もあるので、日にちを要さずに提出できます。

★こちらも参考に!

必要書類提出方法はこれがいい!楽天銀行カードローンのアプリが便利

郵便物の受け取りは確実に!借入まであと一歩

必要書類を提出して手続きが完了したら、いよいよ郵便でローンカードが届きます。楽天銀行以外の銀行口座を振込先の口座にした場合は、口座振替依頼書を提出して手続きは終了です。楽天銀行の口座を振込先の口座にしていたら、ローンカードが届いた時点で手続きは終わりです。これでいよいよ借入ができるのです。

高額融資もOK!?楽天銀行カードローンの契約内容は銀行並みの条件

金融機関では、カードローンの利用限度額や利率についての競争が激化しています。楽天銀行もより多くの人に利用してもらうため、サービスを拡充しているようです。ここでは、その契約内容についてご案内しましょう。

金融機関としては高額かも!高額利用可能なカードローン

一般に、消費者金融の利用限度額は500万円程度で、銀行の方がそれより高額で、中には1000万円以上のところもありますが、ネットバンクでは800万円までというところが多いようです。楽天銀行のカードローンも利用限度額は800万円です。以前は500万円だったようですが、他社を意識してか、利用限度額を引き上げました。もちろん、利用限度額はあくまでも審査をした上で決まるので、一人一人違います。

これはあくまでも、最高限度額が800万円ということなので、すべての人が800万円まで借りられる訳ではありませんが、この金額まで借りられれば、十分ではないでしょうか。

その利用額で金利はどれくらい?利用限度額と年利率の関係

上で楽天銀行が利用限度額を引き上げた説明をしましたが、もう一つ変更になった点があります。それは、年利率です。以前に比べて年利率の幅が全体的に低くなりました。一見それは、お得に見えますよね。金利1.9~14.5%と書かれていれば、ついつい最低の1.9%で計算してしまう人も少なくないでしょう。しかし、この金利は利用額によって決まっているのです。

【関連記事】
カードローンの平均利率は?楽天銀行スーパーローンの金利設定

簡単に説明すると、利用額が増えるほど金利は下がる。つまり、ちょっと足りない程度で数万円借りれば、最高金利になるかもしれないということです。

実際に、100万円以下であれば、14.5%の金利です。上で専業主婦は50万円までしか借りられないと説明しましたが、つまり専業主婦が借りればすべて14.5%の金利がかかるということです。契約をする際は、そういう事情も踏まえておくことをオススメします。

返済期間と契約期間、どちらが優先?契約期間が設定されている訳とは

楽天銀行では高額を借りると金利が低くなっていくことを説明しましたが、高額を借りれば当然返済期間も長くなります。しかし、その一方で契約期間というものも設定されています。楽天銀行の契約期間は1年で、一般的に他の銀行でも1年に設定されているところは多いようです。

しかし、高額を借りれば1年で返せるとはとても思えません。契約期間が過ぎてもまだ返済が残っている場合、当然契約期間よりも返済期間が優先されるはずです。それならどうして、契約期間を決めるのでしょうか?実は金融機関では、この契約期間の間に、顧客がどれだけ利用し、返済してくれたか利用実績を判断するのです。

金融機関では申し込みがあった時に審査を行いますが、その後、審査を行う材料がありません。ですので、この契約期間を利用して、顧客が借入返済をきちんと繰り返してくれていれば自動更新、返済に滞納があったりすれば、自動更新を見送るという措置をとるのです。もちろん契約期間が過ぎた時点で滞納金があれば契約は完済するまで続きます。顧客の方から契約解除の申し入れはできません。

つまり、契約期間は金融機関が顧客を再度審査するために設定された期間ということなのです。

ネットバンクにはちょっと珍しい?カードローンの借入方法いろいろ

カードローンは、いかに簡単便利にお金を借りられるかというところが重要です。しかしネットバンクは、有人の支店を持たない銀行なので、通常の銀行のように専用のATMは大変少なく、場合によっては専用ATMを持たないところもあります。楽天銀行も専用機を持たない銀行ですが、そもそもATM以外に借入方法はないのでしょうか。ここでは、いろいろな借入方法についてご紹介しましょう。

いつでもどこからでも便利な方法・・インターネット

直接現金が必要な訳ではなく、口座の残高が足りないので、引き落とし日前に入金したいという時があると思います。そんな時、簡単お手軽な方法はインターネットからの借入です。楽天銀行のカードローンは携帯電話やスマートフォンからもアクセスが可能なので、いつでもどこでも利用できます。

また、登録している口座が楽天銀行の口座であれば、即日希望した金額を振り込んでもらえます。

但し、他の金融機関の口座は受付時間によって振込みのタイミングが遅くなる場合もあるので注意が必要です。

アナログかもしれないけど、最も簡単な方法・・電話

インターネットは確かに便利ですが、電波の状況が悪くうまくつながらない時もあります。インターネットの利用者が増え続けている現代ですが、インターネットが使えない時、やはり活躍するのは電話です。

楽天銀行では24時間対応の専用ダイヤルがあります。夜間の外出が難しい人も、自宅から電話で登録の口座に振り込みを依頼すれば対応してもらえます。

現金を受け取るにはやはりコレ・・提携CD・ATM

「手持ちのお金が足りない」そんな時、力を発揮するのはATMです。現金が必要な場合、銀行であればその銀行の窓口やATMに行きますよね。しかし楽天銀行の支店はなく、窓口はもちろん、「楽天銀行」と書かれたATMもありません。

楽天銀行は、コンビニにあるイーネットATMや提携しているセブン銀行・イオン銀行などのATM、CDを利用して現金を手にすることができます。利用時間は日付が変わる0時前後の15~20分間以外はいつでも利用可能です。コンビニであれば、24時間いつでも開いているので、大変便利でしょう。

返済計画は慎重に!延滞した時の隠れた落とし穴とは

借りたお金は必ず返さなければなりません。最も大切なことは、期日までに遅れず返済することです。そのため、返済方法もいくつかあります。次は返済方法についてご案内しましょう。

毎月の返済額はいくら?返済方式によって総返済額が変わる!?

楽天銀行では2種類の返済方式があります。但し、初めてカードローンを利用した人は「残高スライドリボルビング」という返済方法に限定されています。2回目以降は「元利込定額返済」も利用できます。しかし、この2つの返済方法は何が違うのでしょうか。その違いは以下の通りです。

  • 残高スライドリボルビング・・返済中、その残高の変動によって返済額も変わる
  • 元利込定額返済・・契約時の利用限度額によって返済額が決まり、返済中に返済額は変わらない

例えば、残高スライドリボルビングでは、100万円を借り入れた場合、毎月2万円を返済するとします。ちなみに100万円以内であれば、毎月の返済額は1万5千円とします。初めの月に2万円を支払うとこの2万円に含まれる元金が100万円から引かれ、残金は100万円以内の金額になります。そうなると、それに応じて翌月の返済額が1万5千円になるのです。

つまり、残高が減ると返済額も減るということです。

一見毎月の返済額が減るのはありがたいように見えますが、返済額が減るということは返済期間が延び、その分利息も支払うということです。ですので、最終的に支払った金額は増えるのです。

その一方、元利込定額返済は残金に応じて返済額が変わらないので、返済が終わるまで一定額です。

利用限度額によって返済額が決まるので、個人差がありますが、一般に残高スライドリボルビングより毎月の返済額が大きいので、返済期間が短く、早く返済が終わります。

そのため、総支払額は少なくなります。

ただ、毎月の返済額が多いと負担が大きく支払いが難しくなる月もあると思います。もし2回目以降の利用で、残高スライドリボルビングを選択する場合は、月々の返済以外に随時返済する方法も利用して、返済期間を短くすることをオススメします。

もしも、返済が間に合わなかったら?延滞すると掛かる費用

登録の口座に返済分の金額が入っていなかったり、出費がかさんで今月は返済が遅れるということになったら、通常の利息とは別に遅延損害金が掛かります。

ほとんどの金融機関ではこの損害金を支払わなければならず、それは契約の時に契約書に記載してあります。

では、この遅延損害金はいくらなのでしょうか?実は、この金額は残高によって異なり、楽天銀行の場合は、残高に年19.9%を掛けて日割りで計算されます。そうです。

この遅延損害金の割合は、利率より高いのです。

ほとんどの金融機関は利率より高い設定になっているので、楽天銀行が特に高く設定している訳ではありません。

そして、この遅延損害金ですが、通常の支払いの中から差し引かれるのです。支払った金額から手数料、利息、遅延損害金を引き、残りが元金となります。つまり、遅延損害金を引かれれば、元金の残高がなかなか減らなくなり、返済が長引くということです。そのためにも、返済額は無理のない金額にして、延滞せず、できるだけ随時返済をするよう心掛けることが大切です。

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