楽天銀行のカードローン、勤務先に在籍確認の電話がくるって本当？

楽天銀行のローンは、金利が低く主婦でも借りやすいと評判です。しかも最低金利が1.9％とさらに低くなり一段と借りやすくなりました。金額によっては銀行で夜、お金を引き出す手数料より安くなるので嬉しいですね。

でも、審査の説明をよく見てみると、在籍確認の文字が…！職場のにローンを申し込んだことを知られたくない！安心してください。その辺は銀行側もちゃんと考えています。職場にバレることは絶対ありません。楽天銀行の審査の実体を見てみましょう。

楽天銀行のローンの審査手順を確認してみよう！

楽天のカードローンには、多目的に利用できるスーパーローン（事業目的は不可）、旅行や車の購入などに特化した目的ローン、不動産担保ローンなど何種類かありますが、やはり金利が低くて使用用途の広いスーパーローンがねらい目です。申し込み資格は以下のようになります。

• 日本居住で定職についている20～62歳までの方

（パート、アルバイト、専業主婦は60歳まで）

• 日本に居住している方（外国籍の方は永住権、特別永住権がある方）
• 楽天カード株式会社、株式会社セディナの保証が受けられる方

用意する書類は免許証、保険証パスポートなど本人確認のできるものが必要になります。

申し込みは楽天銀行の申し込み画面で住所や勤め先など必要事項を入力すれば、審査結果がメールで届きます。

後日、勤務先に在籍確認の電話がかかってきます。

専業主婦の場合、金利は一律14.5％となっています。パートなどに出ていなければ、携帯や自宅の電話などに本人確認の電話がかかってきます。在籍確認が終わったら、楽天銀行から書類一式が送られてきます。それに必要事項と本人確認の書類などを一緒に送り返すと、今度はカードが送られてきます。返済用の口座を楽天銀行以外の銀行に指定する場合は同封されていた口座振替依頼書を返送して手続き完了です。

なぜカードローンには在籍確認が必要なの？携帯じゃダメな理由とは

手続きの説明でさらりと流してしまいましたが、勤務先に電話がかかってくるということに抵抗をおぼえる人は多いと思います。

しかし、これは他の銀行や消費者金融のカードローンでも採用されているごく一般的な確認方法です。（在籍確認をしないカードローンもあります）

しかし、借金をするということを回りに知られるのは、あまり気持ちのいいものではありません。でも、そこは銀行もちゃんと考えて対策を考えています。

本人以外が出る場合、会社名を聞かれることも考えられます。その場合は『楽天銀行の●×です』と名乗ることになっているようです。用件をさらにしつこく聞かれる可能性もありますが、あなたがローンを申し込んだことを口外することは絶対にありません。

でもやっぱり不安…。他の会社名か知り合いの名前でお願いしたい！

残念ながら、銀行側が他の会社名や偽名で電話をかけることは禁止されています。できるだけ、職場で自分が出られる席や時間帯にかけてもらえるよう交渉してみましょう。在籍確認といっても、ただ名前を聞かれて本人がちゃんとその職場にいると確認できれば、そこで終わりです。それほど神経質になる必要はありません。

勤務先に電話がかかってこない場合もある。審査にどんな差があるの？

楽天スーパーローンは基本的に在籍確認は必ずする方向で審査をしていますが、在籍確認がなかったけど、ちゃんと借りられた！という声も意外と多く聞かれます。在籍確認がないケースはどんなときでしょうか？

一番に考えられるのは借入額が低額ということが考えられます。いくらを低額というかは人それぞれ違いがありますが、だいたい30万円が目安のようです。しかし、借入れ額が30万円以下でもかかってくることはあります。そもそも楽天銀行は、在籍確認は本来必須となっています。低額だから大丈夫！と過信してはいけません。

在籍確認には消費者を守る目的もある。重く考える必要はない

まず、ローンの借入れがはじめての方はかかってくる可能性が高いといえます。

ローン返済の実績が信用情報に記載されていないので、まだ信用が低いのです。

信用情報にはローンの返済だけでなく、クレジットカードの使用歴などものっています。クレジットカードすら持っていない場合は、信用情報の履歴自体が空白の状態ですから、在籍確認はほぼ確実、と思ったほうがいいでしょう。

ローン初心者でない場合は信用情報に何らかの問題ありと判断された可能性があります。延滞を頻繁にしている、過去に債務整理をしているなどのケースが考えられます。この場合も在籍確認は必須だと思ったほうがいいでしょう。

在籍確認は分不相応に高い借入れを防ぐ目的があります。

借り手が高額な借入れをして、生活が立ち行かなくなったりしないように保護するという側面があるのです。何よりも返済が出来なくなって、債務整理や自己破産になれば銀行の損害になります。

借り手、貸し手双方の利益を守るためのものだということを頭にいれておけば、それほど気をもむ必要はありません。

審査は必要事項を正直に書こう！ウソを書くと後で大変なことに！

初めてのカードローンの場合は、借入れ限度額が低く抑えられる傾向があります。思っていた金額に届くかどうか不安もあるかと思います。また、カードローンは無収入の人は基本借入れできませんが、どうしても借りたい状況になることもありえます。だからといって、審査項目に収入額を実際より多く申請したり、すでに退職した会社なのにまだ勤務しているように見せかけるのは論外です。私文書偽造などの犯罪になる可能性があります。

在籍確認の電話をかける側も虚偽の申請だった場合に備えて、準備はしてきています。何か怪しいと思われたら、毎月の定期代や通勤時間など、思わぬ質問を投げかけられて、ウソがばれたという例もあります。また、アリバイ会社や知り合いに電話に出てもらうという工作をする人も意外と多いそうですが、これも絶対にやめましょう。アリバイ会社については銀行もその存在は確認していますし、常に最新の情報を収集するようにこころがけています。

また、先述したように知り合いに頼んで口裏を合わせてもらっても、ベテランの担当者にかかれば、ウソはたちまちばれてしまいます。そうなると、当然審査に落ちてしまい、借りられるものも借りられなくなってしまいます。

なにより、虚偽の申請をした金融業社から借りることはできなくなってしまいます。

在籍確認がかかってくるのが不自然な職場での対応方法が知りたい！

人によっては、電話がかかってくるのを不信に思われる職場に勤めていることもあります。しかし、楽天のカードローンはれっきとした銀行が扱うカードローンです。銀行業務はローンの扱いだけに限ったことではありません。もし何のための電話なのか周囲の人に聞かれたら、『楽天銀行に口座を開設した』と言えば、大して怪しまれることはありません。

また、ローンにもいろいろ種類があります。個人的な借金の事実は知られたくないものですが、家のローンや車の買い替え、子どもの教育ローンであれば、事情はどの家庭でも同じようなものです。このうちのどれかの確認のための電話だと言えば、それほど恥ずかしい思いはしなくてすむのではないでしょうか？

電話がかかってくるとしても名前を聞かれる程度で、一瞬で終わってしまいます。一度かかってくれば、それで終わりです。肩の力を抜いて待ちましょう。