楽天銀行カードローン審査時間や在籍確認は?申し込み前に
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楽天銀行とアコムのカードローンを比較する!審査はどっちが甘い?

今やカードローンといえば銀行の商品と考えている人も多いですが、もともとは消費者金融のキャッシングローンが基になっています。そこで利用者にとってこの両者がどう違って、どちらを選択すれば良いかを考えてみましょう。

例として新興の銀行である楽天銀行と大手消費者金融であるアコムのカードローンを利用者にとって気になるところの申込条件、利用限度額、金利、審査の難易度など様々な方向から比較してみましょう。

ただし、カードローンを選ぶ際に、もっとも重要なのは、あくまで自分の使い勝手から自分本位に選ぶことで、比較検討する場合も、自分の判断基準を用いることが必要なことを忘れてはいけません。

楽天銀行とアコムの申込条件を比較する!どちらが申込みやすいか

まず確認が必要なのは楽天銀行とアコムのカードローンは誰が利用できるのかということでしょう。そこで両方の申込条件を比較してみることにします。

両者とも安定した収入が前提になっていますが、楽天銀行のほうは収入の無い専業主婦でも申込むことができます。

また年齢制限ではアコムのほうが上限が69歳以下となっており、定年後であっても利用できるため、高齢者でも申込みができます。

ただしその他の条件も有るので、それらを勘案して自分が申込みやすいほうはどちらなのかを自分で判断する必要が有ります。

楽天銀行のカードローンの申込条件

まず楽天銀行のカードローンは誰が申込めるのかを申込条件から確認してみましょう。申込条件は次のように決められています。

次の項目をすべて満たしている人

  • 20歳以上62歳以下
  • 日本国内に居住している人(外国籍の場合は、永住権または特別永住権が必要)
  • 安定収入のある人または専業主婦
  • 提携する保証会社の保証を受けられる人

ただしパート、アルバイト、専業主婦の場合には上限年齢は60歳以下となっています。

年齢制限はカードローンの多くが65歳から70歳が上限になっていますので楽天銀行のカードローンの場合、高齢者には厳しく感じられるかもしれません。

珍しいところでは安定収入を前提にしている反面、収入の無い専業主婦でも申込みを可能にしている点です。通常は専業主婦を認める場合には配偶者に収入が有ることが前提になりますが、それについての言及はありません。

楽天銀行
楽天銀行は新興の銀行で、いわゆるネット銀行と言われる分類になります。ネット銀行と言えば、流通業大手が主体となって設立しているものが多く、それらのスーパーなどの一角には店舗も有ります。

しかし楽天の場合には流通業とは言っても、インターネット上に店舗を持つという形で出店してもらうという方式ですから、実店舗やを持っているわけではありません。

このため楽天銀行には店舗や自前のATMというものが有りません。この点が他の多くの流通系のネット銀行とは違うところで、大変ユニークな銀行と言って良いでしょう。

アコムの申込条件

ではアコムの場合の申込条件はどうなっているのでしょうか。アコムの申込条件を次に示します。

次の項目をすべて満たしている人

  • 20歳以上69歳以下
  • 安定収入のある人
  • アコムの基準を満たす人

年齢としては69歳までは申込みができますから、定年後の高齢者であっても他の条件を満たしていれば申込みができます。

しかしアコムの場合は安定収入が前提になり、また他のカードローンにあるような配偶者の収入についても考慮されませんので、専業主婦の場合には申込みはできません。

主婦でアコムに申込む場合にはパートなどで少額であっても月々安定した収入が有ることが前提になる訳です。

申込みにあたってはまず申込めるかどうかを確認しよう

利用者は自分の状況に合わせて、利用しやすいカードローンを選ぶことが重要です。

たとえばこの2社から選ぶとすれば、年齢制限に掛らなければ会社員や個人事業で安定収入が有れば、どちらでも選べますが、63歳以上69歳までの高齢者はアコムしか選択できません。

また専業主婦の場合には楽天銀行のカードローンしか選べないということになります。

もっと多くのカードローンから選ぶ場合にも、まずここで説明したように申込条件を調べて申込みができるかどうかを最初に確認しておきましょう。

いろいろ調べてから実は申込みができないということになると時間の無駄です。

カードローンの年齢制限
カードローンの申込条件の年齢制限は20歳以上と言うところが各カードローンで共通しています。これは契約というものの制限によって決まっています。

契約を行うのは20歳未満でも可能ですが、その場合には保護者の同意が必要になります。契約後保護者が知らないということになると契約は無効になり、融資しているお金の回収が難しくなってしまいます。

このため20歳以上ということになっています。自動車ローン等の中には18歳でも保護者の同意と保証人が用意できれば申込みができるものも存在しています。

上限は各カードローンで違い、60歳未満としているものや75歳以下としているものまでいろいろとあり、最近ではそれまで65歳未満としていたカードローンが70歳未満になったりして、次第に高齢化に対応するようになって来ています。

【こちらの記事も参考に!】
審査は甘い?デメリットはある?楽天銀行カードローンの口コミ・評判

利用限度額と金利を比較する!お得に利用できるのはどっち?

次に比較しておきたいのが利用限度額と金利です。利用限度額の最高額は現在の所どちらも800万円となっており同じですが、銀行と消費者金融の違いから金利には大きな開きが有ります。

特に利用開始時に設定されるのは、利用限度額は非常に低額で、金利は最高金利が適用されます。

このため最高金利で比較すると、やはり銀行である楽天銀行のカードローンのほうが低くなるため、この点からいえば楽天銀行カードローンのほうがお得な利用ができると考えられます。

金利は将来的に考える必要も有りますが、やはり銀行のカードローンと言う点で、同じ利用限度額で考えれば楽天銀行カードローンのほうが有利なのは変わらないでしょう。

利用限度額と金利を比較

カードローンを利用しようと言う時にまず目が行くのは利用限度額で、次に気になるのが金利です。そこで楽天銀行とアコムのカードローンについて利用限度額と金利を比較しておきます。

カードローン 利用限度額 金利
楽天銀行 10万円以上800万円以内 1.9%~14.5%
アコム 1万円以上800万円以内 3.0%~18.0%

利用限度額の最高額は800万円で同じですが、金利は銀行と消費者金融の違いが有るため、銀行である楽天銀行のカードローンのほうが有利な設定と言えるでしょう。

高額化する利用限度額
利用限度額は以前は500万円程度が主流で、最大でも800万円まででしたが、最近になってこれが更に高額化してきています。

以前500万円としていたところでは、最近800万円に増額し最低金利をそれに合わせて引き下げて来ていますし、以前800万円としていたところでは、1000万円に増額してきています。

カードローンでそれほど高額利用の必要が有るのかは疑問ですが、今後もこの傾向は続くのではないかと考えられます。

もちろん誰でもこんなに高額利用ができるわけではなく、消費者金融なら年収の3分の1まで、銀行でも多くは年収の2分の1程度までしか融資はしませんから、1000万円借りるためには年収もそれに合わせて増やさなければなりません。

最初に設定されるのは通常最高金利

ただしこう書いてしまうと、初めてカードローンを利用しようというような人の場合、希望しさえすれば自分も800万円を最低金利で借入れできるような気がしてしまいますが、そんなことは有りません。

この利用限度額と金利は審査で決められることになり、特にこの2点は申込者の信用によって設定されるのが普通です。

この信用というのは利用者と金融機関間のお付き合いの度合いによって評価され、始めてその金融機関を利用するような場合には信用の評価はゼロということになります。

このため最初に設定される利用限度額は非常に少額で、金利は最高金利が適用になるのが普通です。

金利の決まり方
金利については本文でも触れたように利用限度額が決まればそれに合わせて決まります。ただし、このことを明記していない金融機関と明記している金融機関が有ります。

最近では明記している場合が多く、ホームページに記載しているので、申込み前に確認することができます。

それを見るとわかりますが、利用限度額を段階的に区切って、いくらまでは何%というように金利が決まっています。

カードローン毎に違いますが、概ね利用限度額が100万円までは、最大金利が適用されるようになっています。

もちろん金利は変動金利が普通で経済状況が変われば金利も見直されることになって、現在は低金利ですが、将来は高金利になる可能性も有ります。

最高金利で比較すれば楽天銀行カードローンのほうがお得

カードローンがお得なのかどうかは元本が同じと考えて、その他に金融機関に支払うことになる金額によって決まります。それには次の3つが有ります。

  • 利息
  • ATMの利用手数料
  • 遅延損害金

このうち利息は次の計算式で計算されます。

利息 = 元本 × 金利 × 借入期間

したがって、同じ金額を同じ期間借入れして、ATMの利用手数料がかからず、返済の遅延もないとすれば、金利の低い楽天銀行で借入れしたほうがお得ということになります。

しかし借入れでは手数料なども実際には掛ってくることになりますから、簡単には有利不利は判断できません。どちらを利用するにしても利用方法次第と言えるでしょう。

楽天銀行とアコムの審査はどっちが甘い?安易に判断してはいけない

次に利用者が知りたいのがどっちのカードローンの審査が甘いのかという点ではないでしょうか。審査の甘さという話はよく聞く話ですが、これは実際に申し込んだ人の話が元になっています。

したがってよく言われる口コミ情報から拾ってくるのが普通です。ここから判断すれば、審査の甘さは大きな違いは無いと言えます。

しかし、問題は他の人の審査結果は自分に当て嵌まる保証が無いということです。甘いと感じる人が多いとしても自分に対しても甘いと感じる結果になるかどうかは審査基準によって変わってきます。

審査の難易度というのは他の人の経験から判断するのではなく、自分を中心に考えなければあまり意味はありません。申込みの前には自分が審査でどのように評価されるのかを考えてみる必要が有るのです。

口コミ情報から審査の難易度を考える

利用限度額と金利に次いで気になるのが審査の難易度でしょう。どんなに良さそうに見えるカードローンでも審査に通らなければ話になりません。

カードローンやキャッシングの審査の難易度は一般的には次のような序列が有ると考えられています。

銀行 > 大手消費者金融 > 中小消費者金融

ただしこれは全体の傾向を示しただけで個々のカードローンを考えた場合にはきっちりこのようになっているわけではありません。この楽天銀行のカードローンの場合も銀行とは言え大手消費者金融程度の甘さと言われています。

したがってこの情報から判断すれば楽天銀行とアコムのカードローンの難易度には大きな違いは無いと考えられます。

ただしこの甘いとか厳しいとかいう情報は、実際に申込んだ人の話が基になっており、そういった情報はインターネット上の口コミ情報と言われる情報から拾われます。

つまり口コミ情報から判断すれば両者にそれほどの違いは無く、他の銀行のカードローンよりも審査は甘いと考えることができます。

口コミ情報利用の危険性

ところがこういった情報を覗いてみると甘いという人が多いかもしれませんが、厳しいと評価する情報も必ず入っているものです。この厳しいと評価した人は要するに審査に落ちたということです。

したがって甘いという人が多かったとしても、自分には厳しい評価が下る可能性は有るということになります。

口コミ情報というのは全体的な傾向を判断するのには良いかもしれませんが、個々のケースには当て嵌まらない可能性も有って、この口コミ情報で審査の難易度を判断するのは危険であると言えます。

要するに口コミ情報がどうであっても、審査というのはそれぞれの金融機関あるいは保証会社の審査基準によって行われるものですから、申込者の状況がその審査基準の沿わないものであれば、否決になる可能性が有るのです。

そして申込者の状況というのはそれぞれ違い、申込者によって審査に通りやすいカードローンと言うのは変わってくるため、一見同じような人でも否決の場合も有れば可決の場合もあることになります。

【関連記事】
楽天銀行カードローン審査に落ちた理由は?考えられる原因はコレ!

ですから口コミ情報を利用するときは、あくまで参考にする程度にし、それだけで申込みを行うカードローンを決めるようなことはあまりお勧めできる決め方とは言えません。

難易度の判断は自分中心で考える必要が有り難しい

ではどういった決め方をすればよいのかと言うと、口コミ情報で判断するのではなく、次の2点を考えることが必要でそう簡単には判断できません。

  • 自分に返済能力が備わっているのか
  • 過去に金融事故を起こしていないか

さらに返済能力の評価としては次の2点の判断が必要です。

  • 一定以上の年収が有る
  • 月々安定した収入が有る

一定上の年収というのはかつては200万円と言われましたが、最近では申込者を増やすために金融機関はそれぞれこの金額を下げています。

月々の安定収入は申込条件にも入っているように、金融機関的には年収よりも評価として重視されています。

自分の収入についてこれらの点について考えてみてください。

次に過去の金融事故についてですが、次のようなことを過去に起こしていないかを思い出す必要が有ります。

金融事故 確認が必要な期間
ローンの滞納 5年間
各種支払いの滞納 5年間
債務整理 10年間
ローンの申込み 6か月を超えない期間

各種支払いというのは電気や電話等の料金の支払いのことです。ローンの申込みも近い時期に何度もローンの申込みを行うとお金に困っている可能性が有るので要注意と判断されます。

これらの金融事故を起こしているとローンの審査は通りません。表に示した確認が必要な期間を遡って確認しておきましょう。
金融事故情報
金融事故情報というのは信用情報という金融機関間で共用しているデータベース内に格納されています。このデータベースには金融取引一般が格納され通常の支払いなどの情報も格納されています。

この中に本文で示したような金融事故情報が格納されていた場合、その利用者はブラックと呼ばれ、どの金融機関に行っても、その情報が格納されている間はローンを借りることができません。

もし何度ローンを申し込んでも断られるという場合には、ブラックになっている可能性が有るので、過去を振り返って金融事故が無いかを調べてみる必要が有ります。

もしどうしても心当たりがないという場合には、申請することによって自分の情報を確認することができ、情報に誤りが有れば訂正を請求することも可能です。

※ブラックについての参考記事
ブラックだと審査落ち?楽天銀行カードローンの審査は甘くない

カードローンをどう選べばよいか?自分本位に比較しよう!

最後にカードローンを選ぶにはどうすれば良いのかについて考えてみましょう。ここで説明してきたように、カードローンを比較すれば、違いは見えてきますが、どちらが良いかを決めるには不十分です。

必要なのは選ぶための基準を決めることです。この基準に沿ってどのカードローンが良いかを評価すれば優劣が決められることになります。

では基準とは何でしょうか。それは自分の使い勝手です。使い勝手が良ければ満足できるものになります。そのためには自分がカードローンをどう使うかを考え、それによってカードローンを評価してみましょう。

もし自分の使い勝手に合わないものを選んでしまうと、結局利用しなくなってしまうものです。カードローン選びは慎重に行わなければなりません。

自分がカードローンをどう使うかを考えることが大切

そこでカードローンの選び方を考えていくことにしましょう。ここで示してきたように例えば楽天銀行とアコムのカードローンを比較しても両者の違いは分かりますが、それで選ぶことができるかといえばそうでもありません。

年齢制限などの申込条件で強制的に絞り込まれる場合を除けば、その他の条件は違いが分かっても、どちらが良いのかの判断にはつながらないからです。

ではどうやって選んでいけばよいのでしょうか。それはもう一つの視点を作ることです。カードローンを利用するのは自分ですから、自分の視点を持たなければ、良いのか悪いのかは分りません。

では自分の視点はどのように持てば良いのでしょう。それにはまず自分がカードローンを使う場面を考えることが必要です。

例えばATMを使う場所はどこで、借り方は大きなお金を借りて長期に返していくのかあるいは少額を借りて直ぐに返済してしまうのかといったようなことも気にしなければなりません。

長期に借りるのであれば金利はなるべく低いほうが良いですし、短期であれば金利が多少高くても利息にはあまり影響しません。

こういった自分の使い方を判断基準にしてカードローンを選べば使いやすものを選ぶことができるでしょう。

自分の希望とカードローンの仕様を比較する

そこで大まかなイメージが出来たら、さらに自分の希望を細かく検討し、選択基準として箇条書きにしてまとめてみましょう。

それができたら、各カードローンの仕様をその選択基準で評価してみてください。

もっとも評価が高いカードローンこそ自分が利用しやすいカードローンと言うことができます。

こういった判断をする場合には、自分が利用できる可能性のある行動範囲内にある金融機関のカードローンについて調べてみることが必要です。選択肢が多いほど自分に合ったものを見つけつことができる可能性が高くなるでしょう。

楽天銀行などは店舗はありませんが、利用出来る提携ATMは沢山あるので、そういったものも含むようにして下さい。

合わないものを選んでしまうと利用しなくなってしまう

ではもしこの時点で自分に合わないものを選んでしまったらどうなるでしょう。

折角利用できるようになったわけですから、最初はそれなりに利用しますが、しばらくすると使いにくさを感じるようになるものです。

この後だんだんと使わなくなってしまい。最後には別のカードローンに乗り換えることになって、まったく使わなくなってしまいます。

そうなると乗り換え先でまた最初から信用を構築する必要が有って、高い金利から始めなければなりません。これは大きな損失にもなるのです。ですからカードローン選びは慎重に行わなければならないのです。

ここで楽天銀行とアコムのカードローンの比較について纏めておきます。

  • 申込条件によれば楽天銀行の方は専業主婦が申込めるがアコムは高齢者にも申込める
  • 利用限度額は変わらないが金利から考えると楽天銀行のほうがお得な利用ができる
  • 審査は楽天銀行も甘いと言われアコムと比較しても大きな違いは無い
  • カードローンは自分の利用方法を基準にして選ぶ必要が有る

カードローン選びはカードローン同士を比較するだけではなく、自分の視点が重要だということを忘れない様にしてください。

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